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2007年08月14日 更新

www.wanakanet.com/ultimate-grip/

丁寧で信頼できる仕事でめちゃくちゃ評判のいい、CALLA FACTORYのチューンサービスメニューに話題のエッジ加工、「ULTIMATE-GRIP」が加わりました。

最近いろんなところで耳にはするけど、どうなんだろうと気になっている方も多いはず。

CALLA FACTORYの山本さんが何十本とテストをしてみて、良さそうなのでいよいよ導入というから、その効果はかなり期待できそう。

・・・ということで何はともあれ詳細をご説明します。


店頭にデモボードあります。

■アルティメイトグリップチューンとは
(福岡レポート「アルティメイトグリップの効果検証」より引用)

このアルティメイトグリップチューンとは、従来のスキー・スノーボードエッジの常識を破り、エッジの表面に独特な凹凸加工を施したものである。

この凹凸加工は、スノーボードの場合、前後足スタンスセンターを中心に長さ50〜60cm程度(加工対象スノーボードは60cmが推奨)でエッジ側面(滑走面に対し垂直面)にワンピッチ35mm、深さ約0.5mm(0.2〜0.3mmが推奨)の削り込みを行なう。ワンピッチのインターバルは15mm、ワンユニットは50mmとなる。

Calla Factory推奨の60cm加工プロセスの場合、エッジ側面に12ユニット、計420mmにわたり、0.2〜0.3mmセットバックしたエッジ面が構成される。
これらの加工は専用のチューニングマシンにより行なわれる。


※1図

※2図

■アルティメイトグリップの理論的考察
まず、スノーボードが雪面でターンする時、板は下の図(※3図)の様にたわみながらまわってゆく。この場合、エッジは雪面に食い込みながら雪を排除しつつまわってゆく。この時、摩擦抵抗と除雪抵抗のふたつが働く。


※3図

では通常エッジとアルティメイトグリップチューンを施したエッジ(以下:UGエッジ)を比較してみよう。

通常エッジのスノーボードのサイド方向へのエッジングによる加重パターンは下図(※4図)のように推定される。


※4図

これに対して、アルティメイトのサイド方向へのエッジングによる加重パターンは下図(※5図)のようになる。濃い色の部分がアルティメイトグリップ加工によるグリップ増大部分である。

スノーボードにかかる雪面抵抗は、ターンのようにエッジングしてスライドしてゆく時には除雪抵抗が主体となり、雪を削り排除しつつターンして行く。(※どんなに完全なカービングターンでも除雪抵抗は必ず存在する。)この時、弾性学的に雪を排除して行くプロセスでワンピッチ15/50であるから、30%の比率で突起したエッジの凸部分が雪面に接触し、凹部分が雪を逃がすことになる。必然的に凸部分の単位面積あたりの加重は強まる。


※5図
比較の為にエッジをフラットなものとして理想化し考えると通常エッジは※6図、UGエッジは※7図のようになる。

※6図

※7図
その結果ターン中、スノーボード中央部のグリップ力が増大し、スノーボーダーが任意に前後に加重をシフトすることで操作性を確保できる。
通常エッジではカービングターン中加重分布パターンはスノーボーダーの意志にかかわりなく、板の形状と角付角度とスピードで決まり、スノーボーダーはドリフトコントロール時と異なりエッジ全体のバランスをうまく取る必要があった。
しかし、UGエッジにより加重増大域がスノーボードセンターに集中することでそのコントロール性が安定するのである。

■アルティメイトグリップの効果
アルティメイトグリップチューンを施したものと施していない同一のスキーをテスターに使用させ、同一の斜面を中・高速で大中小様々なターンを滑走トライアルさせた場合、例外なく安定性、エッジコントロールの容易性、グリップの安定性が得られた。
一言でいえばスノーボーダーの技術・脚力に関係なくコントロールレスポンス向上の効果が見られる。
例えていえばすり減った古いタイヤを新品の高性能タイヤに取り替えたような効果がある。

■結 論
アルティメイトグリップチューンによる効果は、スキー・スノーボード滑走時のグリップ操作性・安定性の向上を産み、スキーヤー・スノーボーダーが安全・快適に雪上を滑降することの一助になるものであるといえよう。

福岡孝純(Fukuoka Takazumi)

東京農業大学大学院教授
日本スキー指導者連盟

・・・とここまで読んでいただいて、うーん今だわからん!という方のために、Q&A方式で上記の難しい文章を訳してみました(笑)

さらなる理解を得られるかどうかわかりませんが、こちらもチェックしてみてください!

Q. エッジのどこにどんな加工をするの?
A. エッジ側面に長さ60cmに渡って凹凸加工をします。凹部分(削る部分)は長さ35mm、深さ0.2〜0.3mm(CallaFactory推奨)で、削らないインターバル部分は長さ15mmでワンセット50mmでワンユニットと考えます。
推奨の60cm加工だと、12ユニット計420mmに渡って加工します。
加工推奨ポジションは、普段滑走している前足、後ろ足スタンス位置のセンターを中心に前後30cmずつのエリアです。
Q. GENTEMstickなど、「ずらし」を楽しむタイプのボードに入れたらどうなるの?
A. エッジサイドの加工であるアルティメイトグリップは、ボードをたわませてエッジングした時のみ有効になる加工のため、面での「ずらし」には影響を与えません。
Q. どんな人におすすめ?
A. 少ない力で有効で強力なエッジングができるので、全てのスノーボーダーにおすすめですが、特に脚力の強くないレディースライダーやジュニアライダーにおすすめです。
Q. 一度アルティメイトグリップ加工したエッジを元に戻すことはできますか?
A. エッジを削ってしまう加工のため、元に戻すことはできません。
コース
料金
CALLA FACTORY ULTIMATE-GRIP 加工
\6,300(\6,000)
その他CALLA FACTORYのチューンナップメニューはこちら
お問い合せはinfo@largo99.comまで
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