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【 from Yoshikage 】



「 ウィルダネス・ファースト・エイド講習会について 」



 

ども。

よしかげです。先日、FUJI-YAMA Guidesのユースケさんから紹介のあった50時間の野外救急法のコースですが、実は僕、昨年受講したんです。受けてみて思ったのが、「これはコアなバックカントリーユーザー全てが受けていいものだ」ってことでした。

またまたそんな大げさな、50時間のコースなんてガイドさんとかのプロが受けるようなものでしょ、と思われる方も多いでしょう。そうです、いつもガイドさんと一緒に山に行く人はそれでも良いんです。でも、仲間内だけで山に行くことの多い人はどうでしょう?そこに助けてくれる人がいればラッキーですが、誰も助けてくれない場面に出会ってしまうこともあるかもしれません。
仲間が木に激突した場面を考えてみてください。膝のあたりを痛がっています。さあどうしましょう?痛がっていて、意識があるわけですから、心肺蘇生の講習を受けていても何もすることはありません。ヘリを呼んでも1時間くらいはかかるでしょう。それまでにできることは何でしょうか?

もしかすると、足を痛がっているけれども実は頭も打っていて、段々意識が遠のいてくるかも知れません。意識はあっても、頚椎損傷があるかもしれません。そんな可能性をどのように排除すれば良いのでしょうか。指先をちょっと触るだけで十分ですか?「大出血なし!」と確認するのも、冬山のウエアを着ているときにどんな形で確認すべきでしょうか?1時間の間、痛がる仲間にどんな処置をして、どんな姿勢で寝かせておき、レスキュー隊に引き継ぐためにどのような情報をとっておくべきでしょうか?

事故直後に命に関わる重大なケガがないかを確認するところから、応急処置をして救急隊に引き継ぐまでの一連の流れを知っておく必要があるかと思います。

雪崩に関する知識を学ぶのに、雪崩ネットの5日間や8日間の講習を受ける一般ユーザーが増えていますし、そんなものプロが受けるものだと言っていた人でも、受けてみるとやっぱり必要だった、と思う人が多くいます。救急法に関しても同じで、50時間という時間が本当に必要なことで溢れていました。もちろん、ガイド向きの責任の話なども一部にありますが、ガイドなしで山に入る人にこそこういった講習を受けてもらいたいと思いました。

現在、この種の講習を日本人講師が担当するのは恐らくスリップストリームのみなです。医療に関わる難しいことを、通訳を介して話を聞くのは厳しいものがあり、日本語ネイティブの講師から学べる利点は大きいと思います。

仲間の命を救い、怪我の回復を早めるために、しっかりと勉強してみてはいかがでしょうか?




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