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「参鶏湯」


前回の山形・福島沢登りツアーは、見事に食い倒れツアーに差し替わった。

なにしろ、現地に到着するなり、米沢牛でスタートして、ひなびた風情の温泉では牛叩き、イワナの骨酒と続き、翌日もチチタケ蕎麦、喜多方ラーメン(ワタシはモツ味噌炒め定食) と地の物三昧と相成ったのでありました。

で、沢も登らないのに食べてばかりいたら腹の容積が膨らんだようで、妙にお腹が空くようになった。

東京に戻ったのが何時頃だったろう、午後7時とかそんな時間だ。

JRの駅まで送ってもらって、車の中で足代を精算していると、誰からともなく「お腹すいたね」と。

絶対、食べ過ぎ。

まぁ、しかしだ。無事東京に戻ってきた事でもあるし、何か軽くと言いつつ入ったのが焼き肉屋。

その店でこいつを食べた。

みんなはよく知ってる料理らしかったが、ワタシは生まれて初めて食べて、妙に気に入ってしまった。

作り方を聞いてみるとあまり難しくなさそうに思われた。



初挑戦の韓国料理にあたって買い出しに出かけたのが、その世界で知らぬ人はいないと言われる「韓国広場」。
外国にでも来たような雰囲気だ。

で、買い出したアイテムが以下の通り。
・高麗人参(生) \653
・干し栗 \417
・松の実 \780
・ナツメ \504   計\2,354


鶏丸は麻布十番の「ニッシン」で買い、餅米は家にあるのを嫁さんに頭を下げて分けてもらった。餅米は洗ってしばらく水につけざるに空けておく。

さあ、役者は揃ったぞ。

材料:鶏丸(あちこち調べるとこの料理に国産の鶏はむかないとあるけどそんな事は気にしない)、高麗人参、ニンニク、ナツメ.松の実、干し栗、餅米、塩、コショウ。

ここのテーマとして、基本的に材料費は\1,000以下とぼんやり考えているけど、今回はそれを大幅に上回った。
でもだ、「作って美味しければナツメや松の実は次も使える」
と鷹揚に構えて料理へ進む。


鶏丸は腹の中もよく水で洗い、尻の周りの余計な脂は取り除く。揃えた材料を適当に腹に詰め爪楊枝で尻を塞ぐ。あまりパンパンに詰めると餅米が膨らんで鶏が破裂するらしいから気持ち控えめに。
で、なんだか嫁さんの洗い物だのが済むのを待っていたらずいぶん遅くなってしまったから、煮込みは翌日に。 ビニール袋に入れ、おまじないの焼酎をチョビッと入れて冷蔵庫へ。


いよいよ煮込みだ。焼き肉屋でこの料理を作ろうと思ったのは、鉄鍋でこの料理が出てきたからだ。
そっか、そっかぁ。ダッチオーブンでやればよい訳ね。あるある、我が家にもあるある。韓国産の甘い「眞露」でぼんやりしながら、この料理を次回のここのネタに登場させようとかたく決意したのでありました。

久しぶりにダッチオーブンを引っ張り出してくると、大きさといい、仕込んだ鶏丸を入れて水を張った様子といい早くも美味しそうな予感。強火で点火。かなりアクが出てくるので中火に火を落としアク取りに専念。
で、こんな物かと思ったら蓋をして圧力鍋状態に。このとき火は弱火に落とす。


ところがだ。決意があまり強すぎたり、やる気が満々だったりすると、なかなか事はうまく運ばぬようで、煮込みに入る時間がずいぶんずれ込んだ。真夜中にこんな料理が出来上がっても仕方がないではないか。


仕方ないので、2時間ほど煮込んだところで火を止めて、ステンレスの鍋に移した。鉄鍋は便利でよいが、料理をそのまま保存するにはむかない.鉄臭くなるからだ。さぁ、続きは明日だ。

さて、翌日は昼飯も食わずに、店が終わると自転車を激コギして家に戻った。
鍋のふたを開けた時の絵が真ん中の写真だ。冷えて脂が浮いている。
で、それをもう一度ゆっくり火を入れていよいよクライマックスへと突入だ。


匂いも良いし、軽く包丁を入れただけで身がポロッとほぐれた。煮込みは充分。

嫁さんの感想は「味がはっきりしない」というような風だった。
「いや、そうでなくて、味は各人で塩こしょうして決めるのだ」 と焼き肉屋で聞いてきた事を言っても、当人がそう思ってしまえばそれまでだ。そこが素人料理の悲しいとこだ。

で、鶏好きの下の娘に食べさせたら、器に半分も食べないうちに「お父さんにあげる」と。
そうか、やっぱり、薬膳だのこういった微妙な味わいは彼女達にはまだ早いかも。

うー、そこそこ悪くないように思うんだけどなー。
意気消沈したお父さんは、酒をあおるばかりで食が進まない。





すっかり鍋に残ってしまったが、作った本人はそんなに悪くないと思っているし、結構な投資もしてしまったから捨てるには忍びない。翌朝、出がけに火を入れて帰ってきたらカレーにでもしてしまおうかと考えた。
ところがだ、塩とコショウを少し強めにしていったのが功を奏したのだろうと思う。二日目の煮込みはことのほか美味しくて、それを今更家族に自慢したところで誰も相手にせぬだろうと、1人で鍋半部を平らげてしまった。いやー、うまかったなぁ。
昨夜の話だ。決して負け惜しみではない。


 


のんだくれ@きっちん さくいん 


(08.8.1更新)

 

魚貝

野菜
その他
手羽先と白菜の鍋 2008 イカ肝バター炒め(まつかわ流) 手羽先と白菜の鍋 2008 豆腐チョリン(まつかわ流)
手羽先のしょう油煮 アジ刺し(まつかわ流) アボガドとクリームチーズのサラダ バーニャカウダ
塩豚2 じゃこ奴 レタスとコーンのサラダ チーズディップ
塩豚1 すだちを使ったサーモンマリネ 豚と白菜の鍋 ピータン豆腐
とり軟骨の唐揚げ アジ叩き ジャガイモのバターしょう油 クリームチーズの酒盗和え
豚ニラキムチ 韓国風マグロのづけサラダ すだち 2007  
餃子鍋 貝柱焼き ミョウガとシラスの梅昆布茶和え ご飯もの・麺もの
ローストチキン 2007 カレイの煮付け レタス・ホットドレッシング アンチョビ焼きうどん
ゆで豚 2007 タコのアンチョビオイル ポテトの塩焼き マグロのづけ丼(参考)
ガーリックチキン 2007 明太ポテトサラダ 手羽とレタスのスープ煮 とろろ蕎麦
チキンとポテトのローズマリー焼き 毛ガニ アンチョビポテト
牛の網焼き つまみタコ 長芋のたたき コーンスープ
ポークソテー サーモンマリネ ツナもやし 卵スープ
手羽と白菜の鍋 貝焼き レタスのサラダ きつねうどん
手羽のポン酢煮 鱈豆腐  大豆と昆布の炊きあわせ サンドイッチ
つまみチキン フリッター2 酢醤油大豆 そぼろ
鶏つくね イカフリッター 手羽と白菜の鍋 オムライス
とりわさ イカのスペイン風 ジャガイモのそぼろ煮 にゅう麺
とり刺し カレイの唐揚げ ニラ玉

おじや

豚・角煮 ハマグリ鍋 きぬかつぎ  
ガーリックチキン シジミのニンニクしょう油漬け  すだち おやつ
豚角煮 鮟肝 叩きキュウリ in China 柿カップ
ローストチキン2005つづき  牡蠣の陶板焼き 簡単サラダ チョコバナナ
ローストチキン2005 ブリの照り焼き

冷やしトマト

チョコアイス
牛スジ2005 かんぱち・かま・あら 鬼おろし フルーツカクテル 
豚もやし

タコとトマトのマリネ

浅漬け ポップコーン
蒸し鶏 タコのごま塩  叩きキュウリ フルーツポンチ
油淋鶏(ユーリンチー) イカのビックリ & ワタ焼き ラディッシュとクレソンのサラダ

レモネード

ローストチキ?   大根サラダ   
ゆで豚   ハッシュドポテト
番外編
蒸し手羽    シーザーサラダ  mkチョコ
手羽中のしょう油煮   はりはり鍋 ナツヘイの塩 2007
チャーシュー     クジラの話
ローストチキン     ズッキーニのパスタ
牛スジ豆腐     お茶の話
      お茶の話2(未完)
       
       

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