|
|
| |
| |
|
クジラは「まな板」といわれる台に引き上げられている。
体長約15m。口の形がイルカのそれのように細長く、槌に似ていることから
「ツチクジラ」と呼ばれる。
まず最初に、尾を切断する。
尾は上半分がすでに切り取られているので、なぜかと思ったら、港まで曳航してくるのに尾があると船がまっすぐ進まないので切り取るんだそうだ。
|
|
まな板の上で作業をするのは5−6人で編成されたの職人チーム。
全員長靴をはき、その長靴のかかとには釘のように長いスパイクがついている。時にはクジラの上に乗っての作業をするためだそうだ。
真ん中に写る茶パツのおじさんが「頭」だ。
|
|
尾を切り取ると、背中に長く切れ込みを入れていく。
で、もう一本同じような切れ込みを入れると頭の方から巨大なバナナを剥くような感じで皮を剥く。
|
|
皮は厚さ15cmほどの脂と一体にになっていて、少し剥けるととそこにフックを差し込み、まな板の奥から延びているワイヤーをかけると、合図でウィンチを巻きバリバリと皮を剥がしていくのである。
|
|
この時の音がすごい。まるで建築現場でベニア板をバリバリバリッと剥がしているような壮絶な音がする。
ウインチに合図をする係も決まっていて、右手を高く上げ巻くような動きで微妙な調整をする。
で、職人たちは剥がれていく様子を子細にチェックして刃を入れる。
|
|
| |
|
| |
「アジ叩き」 |
|
「あんさー、アジいっぱいもらってきたんだけど食べない?」
先日、海からの帰り家まで送ってくれたZZだ。
「食べてもいいけど、手、これだから魚はさばけないよ」
「・・・・」
|
|
| |
|
「じゃ、後で行くよ」と言ったきり連絡がないのでどうしたかなと思っているところへ携帯が鳴った。
「オレ、しばらくアジ見たくないから」
どうやら、40匹ちかくのアジを1人でさばいたらしい。
「魚おろすの、はじめてだったからさぁ、もう、手、ガシガシ。少し小骨残ってるかも知んないから、よろしく」
3枚におろして、皮までむいてくれている。
ありがたい話でないか。
|
|
| |
|
材料:アジ(さばいてあるヤツ)、ネギ、ショウガ、ゴマ。
|
|
| |
|
|
我が家にも骨抜きぐらいはあるが今はそれが使えない。
小骨に沿って包丁を入れ、取り除いたら食べやすい大きさに。
ネギもショウガも適当にみじん切り。
|
|
| |
|
で、まな板の上でそれぞれを混ぜたらとんとんと軽く叩く。
うっかりすぐ写真にしてしまったが、ゴマを忘れてる。
ゴマはなくても良いのだが、あった方が美味しい。
|
|
| |
|
で、この手のものは見逃さない小6の妹がすぐ飛びついた。
彼女は「とりわさ」だの「なんとかの叩き」だのに目がない。
彼女がまだ幼稚園の頃の話だ。
どこかで外食することになって、写真入りのメニューをひとしきり眺めていたが、「これにする」と指差したのは「サバの塩焼き定食」だった。
思いもかけぬ選択に
「しぶー」と家族は驚いたが、彼女はそんなところがある。
|
|
| |