
「イカに誘われて」
今(05/05/18)、大きな食材屋に行くと、富山湾のスルメイカが旬として出まわっている。
秋の盛りより、身が小ぶりで、ワタも小さいが、鮮度の良いのを見かける。
野菜を買い出したついでに、鮮魚売場も覗いてみると、色のしっかりしたのが並んでいた。
こんな時期にスルメイカがあるんだ。
そう思った。
やけに色がしっかりしてる。
「富山産 スルメイカ」
2ハイ1パック\490。
ふぅん
と思ったその瞬間、

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目が合ってしまった。
・・・。
きれいな目をしている・・・。
生来惚れっぽいのは認めるが、イカ相手に何をドキドキしたのだろう。
でも、ちょっと、自分でも慌てるぐらいのときめきがあったも事実なのだ。
つぶらな瞳にときめくおじさん。
どこかの金融のコマーシャルじゃないか。
「イカのスペイン風 」
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材料
イカ、ニンニク、鷹の爪、バター、塩、コショウ、酒。
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つぶらな瞳のおかっぱのところから人差し指を入れて、つながってるところをを外す。
胴を持って、クッと引き抜く。
やってみると意外に簡単。
軟骨を外す。
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胴は皮をつけたまま、7-8mmの筒切りに。
中にワタの残りが残っていても、気にしないでザクザクと。
エンペラも同じ。
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さて、次は抜き出したワタ・頭・足の解体。
つぶらな瞳の少し上に、眉間みたいなかんじで凹んでいるところがある。 そこに包丁を入れると頭とワタが外れる。
今度は目の下のくびれたところに包丁を入れると足(ゲソ)が外れる。
ゲソの根本を持ち吸盤を爪でこそぎ落とす。
足を2−3本ずつに切り分け、真ん中のトンビも外したら、適当な長さに揃える。
コレで準備完了。
ボウルにゲソ、ぶつ切り、ワタを入れたら、塩(クレイジーソルト)・コショウして、おまじないのお酒も振り入れる。
白ワインがあれば上等だが、なければ日本酒でも。事実、今回は日本酒。
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ワタからスミ袋を外し、指先でこそいでスミを出す。
ワタもこそいで出す
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全体を揉み込んだら10分、そのまま置いて馴染ませる。
この作業は手がグチャグチャになる。
水道を細く流し、手ぬぐいも用意して取りかかろう。
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さ、仕上げだ。
フライパンにオリーブオイルを引いたら、ニンニクを一かけつぶし、鷹の爪も1本入れて弱火にかける。
油にじっくり香りが付いたら、火を強くして、熱々になったところにイカを投入。
ザッ、ザッ、ザッと木べらで大きく混ぜ、バターを投入して、また、ザッ、ザッ、ザッと混ぜる。
火を止め、バターが全体に馴染んだら、器に空ける。
イカが火にかかっているのはせいぜい10秒。
イカを入れてから、「あれ?バターはどこだっけ?」などと騒いではいけない。
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カリッと焼いたパンが合います。
ソースが美味しい。
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このレシピは、「壇流クッキング」(壇一雄著 中央公論社)にある。
ワタシは相当に影響を受けていて、「のんだくれ@きっちん」も、スタイルはそれを真似ていると思う。
イカをバラして、刻んで、混ぜて、焼くだけなので、好評だった「イカのビックリ 」より、さらに簡単。
酒のつまみとして、ボルテージも上がる。
目のきれいな美人さんを見かけたら、是非お試しあれ。
いくつになっても、恋はした方が良いと思う。
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